引き続き富良野のお店です。写真が冬景色なので寒そうですよね。
昨年放送していた富良野が舞台のドラマ「風のガーデン」。富良野の景色がきれいで、なんとなく見てました。そのドラマのヒロイン役だった黒木メイサさんが番宣で某番組に出た時に絶賛していたラーメン屋さん「支那虎」。スキーに行った時に絶対に夕飯で行く!と決めてました。しかし、念入りに調べていたにもかかわらず、予定していた前日に行ったら定休日だったという悲しい事態発生。翌日再チャレンジしました。
駅からだと、徒歩15分。駅⇔ゲレンデのシャトルバスのバス停からは徒歩7分と、チョット微妙なロケーション。駐車場完備の国道沿いなので、観光客ではなく地元の人をターゲットにしているのだと思います。冬の夜の富良野の7分間はなかなか長く寒く凍えます。しかも、2日続けて同じバス停でおりたのでガイドさんに「どこに行っているの?」と怪訝な顔をされました。ラーメン屋といったら「ああ、あそこおいしいですよね」と賛同してくれたものの、「観光客やスキー客は、普通、駅前のクマゲラとか郷土料理の店に行くのにね」と不思議がられました・・・。
私達はバスの時間の都合で平日の18時30分頃についたのですが、私達で満席。私達より後にきた方々は10分~20分くらい待ってらっしゃいましたから結構な人気店です。
私は、TVで黒木メイサが絶賛していた「こげ塩」を、相方は、初めてのお店なのでスタンダードな「支那そば」と「ミニ豚丼」をオーダー。
「支那そば」の具は炙ってある大き目の叉焼、鳴門、ホウレン草、葱、メンマ。見るからに懐かしいラーメンです。が、麺はカンスイの強いちじれ麺ではなく、固めに茹で上げたストレート麺で、魚粉タップリのさっぱりとしたトンコツ醤油のスープと良くあって美味しいです。チャーシューが香ばしくトロトロでボリュームがあります。
ありがちな味だけど、どこかよそと違う、懐かしいんだけど新しい、ちょっと癖になる味です。卓上のトッピングの揚げネギと揚げにんにくがありましたが「支那そば」にはあんまり向いていない気がします。
「こげ塩」は、ねぎ・にんにくの脂が表面を覆っています。見た目は熊本のマーユトンコツのようですが、まったく違ってました。香ばしくてどろりとした独特のスープです。見た目よりはさっぱりしていましたが、味に癖があるので、途中で飽きてしまいました。支那そばの方がはまりますし、思い出すと何度も食べたくなる味ですね。
「ミニ豚丼」は普通にミニ豚丼。いえ失礼、普通においしい豚丼です。
チョット甘しょっぱいかんじです。帯広の豚丼とはちょっと違いますね。チャーシューもですが、豚がおいしいです。同じ豚のトンコツを使っているならスープがおいしいのも納得ですよ。
もう一回くらい行きたかったのです。最後の日、お昼に行こうか?とか行っていたのですが、バスの時間がかみ合わなかったのと、最終日の天気がよく、目いっぱいスキーをしてしまったので、時間がなくなってしまい断念。
でも、来年又、お邪魔する予定でいます!!
Copyright © 2015 言いたい放題? 食べログ 食べ歩き Allrights reserved.