言いたい放題？ 食べログ 食べ歩き

東横線菊名駅徒歩５分という不思議な立地にあるフレンチのお店。
数年前から、前を通る度に気になっていたのですが、1人だとちょっと入りずらいなあ、というのと、ランチタイムなどは結構混んでいて入れなかったりとで、なかなか行くチャンスを逃していたのですが、今回「相方の誕生日」を理由に、予約を入れて行って見ました。
コースは￥２,９４０～、最高で￥６,９９０。
ワインなどをドリンクを頼むと、そこそこいってしまうかもしれませんが、それでもかなりリーズナブルではないでしょうか？
うちは、主賓が運転手でお酒が飲めないのでお水で乾杯です（笑）
コースの金額差は、料理の品数。
メニューの中で食べたいものが選べるのもうれしいですし、お腹具合＆お財布具合を考えて選べるのもよいですね。

私は、前菜２品＋メイン１品＋デザート（コーヒー紅茶つき）　￥３９９０
相方は、前菜３品＋メイン２品＋デザート（コーヒー紅茶つき）　￥６９９０
（主賓なので、今回は贅沢を許しました）

まず、アミュース。（この価格でアミューズがあると思わなかったのでちょっとびっくりです）
カリカリに焼かれたパンの上に、イタリアンテイストのにんにく＆オリーブオイルのきいたマグロがのっています。
パンがさくさくで香ばしく、おいしい！

自家製のパン。
月によって（日によって？）種類が違うらしく、本日は「ゴマ」でした。
中がもっちりしています。
オリーブオイルを程よく吸い、オリーブオイルとゴマとイーストの香りが食欲をそそります。
かなり好み。お腹すいていたので、ガブガフ食すすめてしまいましたが、すぐにおかわりを出していただけました。お代わりに対して、またもガッツり食べたくなりましたが、この後のペース配分がわからないのでちょっと我慢。

前菜その１
すずきのカルパッチョ（地元産無農薬レモンのハチミツ入りドレッシング）
すずきは脂が乗っていて身に上品な甘みがあり、新鮮でコリコリした食感も残っています。
ソースは酸味それほどきつくはなくやわらかくで、甘みがありました。
添え物の野菜は、いろいろなものが少しづつのっていて楽しめます。ソースは野菜にもあっていました。

前菜その２
大根のサラダ
（相方の注文）
ソースは前菜その１と似ていたので、もう少し変化があってもよかったかなあ。しかし、大根のしゃきしゃき感が楽しい。とのことでした。

<前菜その３
椎茸のスープ
今回、一番仰天したのがこれです。やばいくらいおいしい。バターで炒めてあるのか少しこってり感もあり、きのこが濃縮されていてスープというよりはポタージュといったとろみ。しいたけの味がとてもしっかり出ています。
しいたけ出汁だと、和風になるんじゃないかと思っていたのですが、それが全く。洋風に、おしゃれに仕上がっていました。
具で乗っていた、椎茸は、マリネされていてすっぱくてびっくり。味が変わって面白いです。しかし、だめになりかけのしいたけってちょっとすっぱくなりますよね。それをちょと思い出すような味でもあり、好みが分かれるかも。

メイン１
黒鯛のポアレ　温泉玉子つき。
（相方の注文）
鯛も今が取れる時期ですよね。塩味が効いていてソースなしでもOKです。
添え物がわかめだったせいもあってか、ちょっと和洋折衷な感じ。温泉卵もおいしかった。
とのことです。

メイン２　仔羊（オーストラリア産）のロースト
これは、羊ですか？と疑うくらい臭みのない、しかし赤身の味がしっかりしているお肉でした。
ソースは、粒マスタードとバルサミコですが、ソースつけずそのままでも、OKです。
どの料理もそうですが、素材自体の味が濃いので、そのままでも充分おいしいです。バルサミコの甘酸っぱいソースはつけあわせの玉ネギにとってもあっていました。

デザ－ト１
「甘夏（小田原より直送）」のカクテル仕立て
（相方の注文）
予約時に誕生日であることを伝えておいたので、このようなデコレーションをしていただけました。（本当は名前も入っています）ろうそくは控えめの、1本。ほかにお客さんがいたので、ちっちゃい声でお祝いの歌を歌いました（笑）
甘夏のゼリーは、甘・すっぱ・ほろ苦くて、ちょっとオ・ト・ナ向きです

デザ－ト１
イチゴ（横須賀長井産）のちょっと和なデザート
豆と餡子と抹茶とイチゴ。ちょっと・・・ではなく、「かなり和」なデザートでした。
しかし、イチゴと餡子が合うのは「イチゴ大福」で、立証済みですから、おいしくないわけはないです。抹茶アイスは、抹茶の香りがしっかり残っているため、餡子の甘さを程よく引き立ててくれます。とても満足。
とってもおいしかったので、女子的には、もっとボリュームがあってもよかったです！
デザートには、紅茶・コーヒーがつくのですが、どちらも香りがよかったです。
コーヒーを頼んだ相方は、豆がとても好みだった。他のレストランではなかなかこういう焼きの豆は出てこない。と喜んでいました。

帰ってからネットで調べたんですが、こちらの「れすとらんさいとう」は食材に、とてもこだわりを持ってお料理を出されていることを知りました。なるほど、納得です。
どの料理も、素材の味はしっかりしていましたし、季節のものが使われていましたから。

〒222-0011 神奈川県横浜市港北区菊名6-13-41 ラピス菊名1F

カテゴリ

• 40_横浜近郊