我が家の車のETC設置記念でドライブに行って来ました。土日はETCだと本当に安いんですね。
アクアラインも800円で通行できるようになったので、めったに行かない千葉へ足を運ぶことにしました。
(これって・・・森田知事の思う壺かしら?)
特に目的地も無く、千葉方面へ。
ETC専用ゲートへ入ると「ピッ」と音がしてゲートが開きます。
うう・・・便利ですね。今までの面倒くささは何だったのかしら。
その反面、使った金額がわからなくなりがちなので、あとで請求書をちゃんと見ないとですね。
と、運転手が「うまいものが食いたい」とか、またわがままを言い出しました。
木更津・富津と言えば、海産物がおいしいですよね。そういえば、先日TV「黄金伝説」と言う番組で各地の名物料理あてをやっていて、富津の「はかりめ丼」を紹介していました。富津のアナゴは「黄金あなご」といって脂が乗っていることで有名です。それを食べようと意見統一し、富津岬へナビをセット。
出発が遅かったので、岬の公園についたのは15時くらいでした。公園に向かう道沿いに飲食店が並んでいますが、微妙に昼時間を過ぎていたせいか、やっているかどうか良くわからない雰囲気です。と、「あなご」の、のぼりが出ていて、のれんが下がっていたこちらのお店「大定(だいさだ)」を発見。営業してそうだったし駐車場もあいていたので、入ってみることにしました。
アナゴは「焼きアナゴ重 1800円」か「あなご天丼 1600円」。どちらもおいしそうだったのですが、ここは初志貫徹、「焼きアナゴ重」と名物「なめろう」をオーダーしました。
「なめろう」は白味噌の上品な甘さと鯵の脂が程よく混じり、とってもおいしい。確実にご飯が食べたくなる味ですね。皿まで舐めたくなる気持ちとてもよくわかります。おなかがすいていたので早々に食べ終わり、次の料理を待つ・・・待つ・・・待つ・・・。が、ちっとも来る気配が無い。
厨房に動きがあったなあとおもうと「天丼」や他の料理を持って出てくる。
どうやら、こちらのお店は、活アナゴをさばくところから始まり、蒸し・焼きしての提供のようです。おなかがすいていたので、待っている時間がとてつもなく長くかんじました。30~40分は待ったでしょうか。
しかし、待った甲斐はあったと思う良い香りがしています。お重には、2本のアナゴが収まりきらずに端がくるっと丸まった状態で乗っています。
たまらず、おなか側からバクリ。う・・・うまいです。
淡白な白身がふんわり蒸され、皮目が香ばしく焼きあがっていて、そこに酒がきいた甘い醤油だれが絡んでいます。
最初、少しタレの味が薄いかなあ?と思いましたが、食べてすすめているうちにちょうど良くなってきました。
タレ自体にとてもコクがあったのでアナゴの骨で出汁をとっているのかもしれないです?それが、ご飯に絡んでたまらなくおいしいです。腹側は脂がのっていておいしいですが、尻尾のちょっと焼きすぎのこげたところが香ばしくて気に入りました。
味噌汁は、アサリです。さすが、潮干狩りで有名な富津岬ですね。ちょっと砂抜きが甘いアサリがいましたが、ご愛嬌の範疇。
先週の松輪さばよりも正直感動しました。
アクアラインが安いうちにもう一度きたいとおもうお店でした。
教訓:おなかが空きすぎてからお店に入らない。