この「阿宗麺線（アゾンミェンシェン）」は、台北グルメを調べるとネットでもガイドブックでも必ず出てくるお店だったので、同行者と情意投合し、「この店は必ず行こうね」と、１日目到着後のランチと決めていました。
ＭＲＴで「悠々カード」を購入し、西門駅へ移動・・そしてしょっぱなから迷子になった（笑）
あんなに駅から近いと思わなくて大通りのほうまでぐるっと廻ってしまったのでした。
人気のお店ということで、お昼時だったので大行列も覚悟して行ったのですが、店の周りにそれなりに人だかりはできていたものの、混んではいませんでした。テイクアウト形式のお店だからかしら？

メニューは１種類。サイズの「大か小」のみ。
私たちは２人で大を１つ頼んでシェアしたのですが、これは失敗でした。
もとはシンプルな薄味で、調味料で調整するスタイルだったので、「小」にして自分好みにするのがベストのようです。
さてそのお味ですが、これは・・日本人はみんな好きなんじゃないかなあ。
ガツガツに煮出したかつおだしのスープ。具のホルモンは柔らかくさっぱりしていて、ホルモンからの脂が汁に出てほのかに甘い。麺はくたくたにゆでた短めのそうめんみたいなかんじですが、とろみのついた汁と一緒にレンゲですするので、麺を食べているというよりは、具沢山スープをのんでいるかんじ。
パクチーが入っているので、これは好き嫌いが出そうですがパクチーなしのオーダーもできるそうです。（日本語も英語も通じませんでしたが、メモで「不要香菜」とかで通じるかも？）
私は同行者がパクチー好きだったので彼女のレンゲにぽこぽこ乗っけてました（笑）
調味料が何種類も並んでいて、ラー油が激烈に辛かったです。あと、すっぱくするやつもありました。にんにく醤油を入れると趣が変わって、更に食欲がましました。
同行者は、ラー油が気に入ったらしいんですが、私に遠慮してたっぷり入れられなくて申し訳ないことをしてしまった。
テイクアウトのお店で、イスは数脚、気持ち程度あるだけなので、立ち食いができない人にはお勧めできません。でも、台北に行ってこれを食べとかないと・・・きっと後悔すると思う。
私は大好きな味でした。