朝・夕食はホテルで出るので外食はお昼のみ。今日の夕飯はかに尽くし、明日の夕飯はホタテ尽くしらしい。では、それ以外の「北海道らしい・地の物が食べたい」と思っていたところ、こちらのナウシカの看板メニューに「鹿・ジンギスカン・わかさぎ」を見つけました。
ドアを開けて「スキー靴なんですが、大丈夫ですか?」と声をかけると、スリッパが用意してあり、履き替えることが可能だそう。
早速、履き替えてテーブルへ。好きでスキーをしていますが、このスキー靴の窮屈さには本当に辟易してしまいます。脱いだときの幸せって言ったらたまらないですよね。
部屋の暖かさで足先の血流が戻ってきます。ありがたいサービスです。
甘ショッパイたれがたっぷり絡んだ、鹿肉。ちょっと味濃い目で、この倍のご飯があっても楽勝で食べられそうです。味付けは牛丼風ですが、脂分が少なく、肉の味がしっかりしていて、しかし肉そのものは柔らかく、かみ締めた後に口に残る香りが、野生味あって「鹿~!!」って感じです。
小鉢に、行者にんにくの松前漬が付いてきたんですが、それが激うまでした。自家製でしょうか?これと、ご飯とお味噌汁だけでもぜんぜんいけちゃいます。
お肉は柔らかく、ちょっとくせがあり、そこが「ラム肉」食べてる感があって良かったです。癖のないラム肉なんてラム肉じゃない!!
一品おかずに、わかさぎの甘露煮と煮豆が付いていました。どちらも地の物を生かしていますね。味付けもちょうどよし。
全体的にちょっと懐かしいような、田舎のおばあちゃん家ででるような食事が楽しめました。
お店の中に「十勝産の小豆を使用したお汁粉」というメニューが掲げてあしました。名物好きの私としては、すんごく気になって食べたかったのですが・・・、丼のご飯すらも連れに食べてもらったくらいなので、おなかいっぱいで、もう入りません。
昨日のうちに知っていたら、すべる前に食べにきたのに・・・残念。