西和賀の湯本温泉にある「工藤菓子」店。名前だけだと、「？」って思いますが、西和賀で温泉宿に泊まったとき、部屋のお茶菓子で置いてある「およね饅頭」の製造元の菓子店と言われれば合点です。
調べてみると、およね饅頭以外の和菓子や焼き菓子、それに西和賀のわらび粉を使用した「わらびまんじゅう」も作っているとのこと。「おお！」私の大好きな「西和賀わらび」関連であれば、食べないわけにはいかないです。
およね饅頭は、ドライブインや高速のパーキングでも購入できますが、それ以外のお菓子は、直接お店でしか売っていないので、中央食堂にご飯を食べにいったときに、立ち寄りました。
平日19時。もう閉まっているかも・・とドキドキしながらお店を覗くと明かりが見えました。
お店の方に営業時間をうかがってみると「定休日とか特にないのよ。でも、突然休むこともあるから、電話で確認してくれると嬉しいわ」とのことでした。
せっかくなので、「わらびまんじゅう」と、およね饅頭、いろいろ2個づつ購入。

まずは一番気になっていた「わらびまんじゅう」
あんこだまがわらび餅でくるまれていて、黄粉がたっぷりかかっています。わらびもちの部分が、ヤバイくらいもっちもっちのプルップルです。いつまでも触っていたい気持ちいい柔らかさ。って、本当にいつまでも触っていたら「食べ物で遊んじゃだめ」って相方に怒られちゃいました。（＞へ＜）
かじりつくと、むにゅーっと伸びます。見た目は、水饅頭にも似ていますが、あんこがたっぷりはいているからか味はもっとしっかりどっしりしっかりしています。・・いや、なによりこの食感がたまりません。1人2個づつだったんですが、ぺろりと食べちゃいました。
およね饅頭は、薄皮饅頭を平らに押しつぶしながら焼いたようなお饅頭なのですが、あんこがちょっとねっちりしていて、皮がさくっとしていて、胡桃がのっていて3段階の食感が面白い。はじめて食べても懐かしいかんじのあるお饅頭です。
あゆの形をしたものは、ちょっと落雁っぽいお菓子です。
レーズンサンドはクリームがさっぱりしていました。
アーモンドの焼き菓子は、パリとしたアーモンドとバターのきいたクッキー部分。甘さは控えめですが、ギュっと詰まっているので、おなかは満たされます。
どれも１個１００円前後でした。
帰りがけに、もう一度立ち寄ってお土産を買いたかったのですが・・時間が遅くなってしまい、間に合いませんでした。
秋にはもう、「わらびまんじゅう」はないんだろうなあ・・・（ＴoＴ）