三浦から逗子方面へドライブ中に、ふわっと見つけた地味で小さなパン屋さん。
お店はチョット引っ込んでいるし、看板も目立たない。普通に車運転していたら絶対に気がつかないで通り過ぎています。たまたま、キョロキョロとあたりを見回していて、一瞬見えたパンがおいしそう並んでいたのが目に飛び込んだので、呼ばれた？のかなと、Ｕターンして立ち寄ってもらいました。
店に入ると、焼き立てパンの良い香りが出迎えてくれます。
それもそのはず、販売スペースのすぐ奥（ほとんど目の前）で窯にパンを入れていました。
会議用長テーブル２つ分のスペースに１５種類くらいのパンが並んでいました。
お値段は￥１２０～。食パン￥２３０。
定番の食パンとバタール、デニッシュ生地系・惣菜系をいくつか買ってみました。
行く時間帯によって、並んでいるパンの種類はだいぶ違うんだろうなあ。

翌日の朝食でいただきました。
きちんと選んだ小麦や材料を使い基本に忠実に丁寧に作っているのがわかります。
食パンは小麦の香りが高く、そのままいただくとふわふわしています。トースターで焼くと、表面がカリリっ、中はモチモチっです。
デニッシュ生地のパンは使用しているバターの風味が良く、幾重にも重なった生地がいい具合に空気を含んでさっくりふっくらしています。
ベーコンエピやバタールは表面はパリッと、中はしっかりと仕上がっています。噛みしめたときの香りが大変良いですね。
ただ、ベーコンエピのベーコンは量が少なく、塩分が足りない感じがして残念。
味・香りともに、レベルは高いと思います。
都会のパン屋とかわらない金額だったので立地からするとチョット高いのかなあとも思いました。が、小分けの袋を、デニッシュパンはＰＰで（つぶれないように？）、それ以外のパンはＰＥと使い分ける気配りなど、細かいところまで丁寧に考えているところがとても気持ちがいいです。チェーン店であれば当たり前なのですが個人店だとなかなかそこまで考えてない店が多いですから。
海水浴前に買って、ビーチでデニッシュパンを食べるなんて・・・今の時期いいかもしれないですね。