私は、箱根をなめていました。
所詮、観光地だろうと・・・なめていました・・・。箱根は・・・山!ですよおおおおお。
宮ノ下でもらった観光マップを眺め「遊歩道~吊り橋 10分」というのを見つけたので、川も見てみたかったし、ちょっとのぞいてみようかと向かってみました。「観光地の遊歩道」、私のイメージでは護岸工事でガンガンにコンクリートで固められているものだったのですが・・・。
車道から「遊歩道」に入った途端、土道で、階段は苔むし段差はバラバラで、岩は崩れ落ち・・・。足場を確認しないと一歩が踏み出せないような有様。
反対から登ってきた外人さん(ハイキング仕様)に「こんにちわー」と挨拶をすると、「あんた、そんな靴で行く気なの?」的なことを英語で言われました。はい、確かにワンピースにサンダルで降りていくような道ではありませんね(笑)。その外人さんにサンダルを指さされ「ナンチャラカンチャラ、ビューティホー」とジョークを言われました。笑うしかありません。工程的には半分くらい進んでいたと思うのでので、頑張って前進しましたさ。
途中、けもの道のようにしれる分かれ道もあって、まよいかけたりもしましたが、そうは言いつつも岩手の渓流に比べれば、道があるだけ歩きやすいです(半分意地)。
もちろん、吊り橋まで行きましたともさ。うんうん。
川&滝は、いいですねえ。
おもわず「魚影」を探しましたが、見当たらず。箱根なら、マスやヤマメがいると思うんですけどね。
で、また山道チックな道をエッチラオッチラ10分間登りましたさ。
その後、「太閤の岩風呂・太閤の滝」を見て、ブラブラ駅へ戻る途中、強烈に良い香りに足を止める「温泉シチューパン」で有名な、渡邊ベーカリーが!
まだランチには早い時間でしたし(小一時間前に甘味を食べたばかりですし)、お昼は「お蕎麦」と決めていたし。
しかしその甘い香りの誘惑には勝てず「せっかく宮ノ下で降りたのだから」という気持ちもあって、テイクアウトでキノコシチューパンと梅干あんぱん・カレーパンを購入。
鞄にしまったあとも、いつまでもパンから甘い懐かしい香りがふわふわしていました。たまらんです。
買ったパンは、翌日の朝食でいただきました。
梅干あんぱんは大粒の梅干が本当にそのまま丸ごと1個、ガツンと入っています。
がっついて食べる方は種にご注意。
皮が薄くあんがたっぷりなのですが、あんの甘さと梅干のしょっぱすっぱさがなかなか程よいです。甘いけど、さっぱりいただけ、しかし酸っぱさに眉根がちょっと寄っちゃう、癖になる味ですね。
キノコシチューパンとカレーパンは、普通においしいです。渡邊ベーカリーのパンは、どれも生地に甘みがあって、しっとりしていますね。
次回は、ぜひ店内で「温泉シチューパン」をいただきたいですね~。