予約は14:30。
横須賀で昼食をとって、横須賀のヴェルニー公園でバラを見てこころを和ませ、京浜急行で移動です。
京浜急行の追浜駅で下車。タクシーで移動できればと思っていたのですが、駅前にタクシープールが無くてびっくりしました。
店まで徒歩で、20分程度なので歩けなくはない距離ですが、母と一緒ですし、先週、店までの道のりで強烈な上り坂を見てしまっているので、できればタクシーを使いたたいなあと思っていたのです。
お店の名前を告げ「近くてすみません」と謝ると、タクシー運転手さんは「ああ、あの店はたまに送りますよ。坂が急ですからね。雨の日や夕暮れ以降は、坂が滑って登れない・暗くて道が見えないといった理由でお断りする運転手もいるみたいですね」だ、そうです。
さて、順調に店の前まで着きました。Uターンに苦労していたタクシーを見送って、店に入ります。
お店は、緑に囲まれているので虫や蚊が多いようです。外観写真を取っていたら寄られてしまいました。もたもたしないで、そうそうに中へ入ったほうがいいようです。
からりと網の引き戸を滑らせ、店に入ります。蚊が入るので、入口は開け放さないよう注意です。
民宿か田舎のおばちゃんの家って感じですね。
「予約」の旨伝えると
「空いているお席はどこでもどうぞ」とのこと。今日はそんなに混んでいないのでしょうか。縁側のお席が空いていたので、そちらに座りました。
背の低い籐の椅子に腰かけると、お尻が斜めに滑りこみ、腰がしっかり沈んで、立ちあがる気が起きなくなりました。
カフェタイムメニューで、コーヒー・紅茶などのドリンク類とケーキセットがありました。
ソフトドリンクも充実しています。エスプレッソや水出しもあるようです。
水出しコーヒーを頼んでみたところ「本日、もう残りが少なく、薄くなってしまったので提供がむずかしい」とのこと、残念。
水出しは時間がかかりますからね。
ドリンクはケーキのセットメニューから選択。
いつもはカフェオレ派なのですが、コーヒー自体の味を見てみたかったので、お店のお勧めブレンドをもらうことにしました。
母は南米ブレンドとチーズケーキ。
私はアフリカブレンドと、ガトーショコラ。
それほど待たずに、カフェプレスと、砂時計、ケーキが運ばれてきました。
「コーヒー」がウリのカフェと聞いていたので、ドリップで提供されると思い込んでいたので、ちょっとびっくりしました。
店員さんの説明を聞き、4分ほど待ちます。
そうそう、店員さんは全ての説明が終わってから砂時計をひっくり返したんですが・・・持ってくる時間と説明の時間も計算されているんだろうか・・・と、ちょっと疑問に思いました。
香りがさわやかです。店内に漂っている香りとは、またちょっと違ってキリっとしています。
味は軽いですね。カフェプレスは、ドリップに比べ渋みが出ないので飲みやすいですよね。
普段、ハンドドリップでいれた(入れてもらった)コーヒーを飲んでいるので、ちょっと物足らない感じです。
日本の喫茶店のコーヒーに慣れている人には「薄い」と感じるかも。
しかし、豆の味のはしっかり出ています。
母の南米ブレンドは、さっぱりして軽やか、私のアフリカブレンドは、酸味と甘みがありました。
カフェプレスで、豆の癖がきちんと出るような焼き加減・引き加減なんですね。
残念なのは、ミルクがコーヒーフレッシュだったこと。砂糖も、普通のグラニュー糖。
コーヒーにこだわっているのであれば、コーヒーの味を引き立てる小道具にも、こだわって欲しいところです。
チーズケーキとガトーショコラは、よくも悪くも自家製の味でした。コーヒーでも紅茶でもあいそうな、やさしい味でした。(ガトーショコラは自分で作るのと味がそっくりでした・・・笑)
ななめ向かいのカップルが次々ドリンクを注文し飲み比べをしているのを見ながら(見て居た限りでも6種は頼んでいました)網戸から入ってくる自然の風を感じ、まったりとカフェタイムを味わいました。
隣の席と離れていて、席によって高低差があり、隣の声に邪魔されずにおしゃべりできます。料金はこういったおしゃれカフェにしては安いと思いますし、ロケーションもなかなかです。女子がおしゃべりを満喫するには、楽しい場所ですね。
平日なら、ふらっと来ても入れるのかな・・・。
最近コーヒーを飲むと胃が痛くなることがあるといっていた母は「ここのコーヒーは軽くて好き。ケーキもしつこくなくて食べやすかった」と絶賛していました。
私は・・・「もう一回くる?」って聞かれたら・・・どうでしょう。「珍しいところに行ってみたい」という人がいたらご案内するかも。
今回「カフェプレス」をいただいたので、「ハンドドリップ」や「水出し」をいただいてみたい気もしますね
2015年5月30日再訪