どこに行っても混んでいるのはわかっているけれども、メディアでいろいろお出かけ情報を見てしまうと、どこかにお出かけしたくなります!どこでもいいから。
私と同じく予定が全くないと言っていた友達に「どこでもいいから遊びに行こうよー」と声をかけてみました。
候補に挙がったのは「東京たてもの園」。JR中央線と西武新宿線に挟まれているエリアですね。
ここだけでは時間を持て余してしまうので、移動できそうな場所にある観光地を検索し、深大寺と神代植物園にも行くことにしました。
武蔵小金井駅からバスで移動し、開園時間の10分前に到着しました。「なんか、すごい楽しみにしている人みたいね」なんて言いながら開園を待ちます。
しかし、この「たてもの園」予想以上に楽しかった。「三丁目の夕日」で出てくるような「昭和初期の商店街エリア」は、なんとも雰囲気があってよかったです。
なんだかんだで1時間半ほど遊び、そろそろお昼。適当なところで済ませてしまおうかとも思ったのですが、この後行く予定の深大寺は蕎麦が有名なのですよね。友人と「せっかく深大寺に行くのだから蕎麦を食べよう・・・」と、行列に並ぶ覚悟で、移動してみることにしました。
植物園を過ぎ、深大寺が近づくと沿道にちらほらお蕎麦屋さんやお土産物屋さんが見えてきます。そしてどこも蕎麦屋は大行列ができていました。それもそのはず、時間は12時半。一番混んでいる時間です。
お店は事前にいくつか候補を挙げていたので、あとは現地で様子を見て決めようと思っていたのですが、これは、ぶらぶらしないで、目についた一番行列の少なそうなところに並ぶのが無難かもしれません。
バス停の脇にあった蕎麦屋の行列が比較的短かったのを見て、即決です。(そのお店も候補には入れていたので)
深大寺参道前のお蕎麦屋さん「きよし」
腹減りましたー。
15~20分ほど待ってやっと出てきました。てんぷらを揚げている分の時間ですかね。
せいろに乗った麺は、白くつやつやしています。蕎麦の実の芯だけを使用しているんですね。麺は細めに切ってあり、ツルツルとのど越しがいいです。爽やかなお上品なお蕎麦です。
ただ・・・殻が入っていない分、香りは少々弱いですね。関東風の甘めのつけ汁に、ちょっと負けています。
鴨せいろといえば、鳥の入った暖かいつけ汁に冷たいお蕎麦を付けるのというのが一般的だと思うのですが、こちらのお店は、鴨と汁は別盛りです。鴨はたたきになっています。表面は香ばしく焼かれ、中心はジューシーで柔らかく、おいしいです。日本酒が飲みたくなる味ですね。
友人のてんぷらもサクサクでおいしかったです。
おなかがすいていたのであっという間に完食してしまいました。外にはまだまだ大行列ができているので、早々に撤収です。
2017年5月4日 来訪