千代田 九段下・飯田橋 和食・懐石 ランチ

2009_60.jpg本日は会社の人のおごりでランチ。なんか会社の助成金が残っていて今週中に使い切らないといけないらしく、しかもその金額が結構大きいので普段は行かない高い店でご飯を食べようと言う企画らしいです。で、白羽の矢が立ったのが、グランドパレスホテルの日本料理「千代田」。10名余の小僧どもが、ラフな格好でぞろぞろとホテルの中を行進です。
こちら「千代田」は、懐石料理・すし・天ぷら・すき焼き・しゃぶしゃぶのお店。今回いただいたのは
■昼食 (和定食) ¥2,900 (税金・サービス料込) :お刺身 または 焼魚・煮物・小鉢・ご飯・お吸物・香の物・一口麺・デザート
・・・うう、確かに自腹では絶対にこなさそうな雰囲気です。しかし、店内はサラリーマンやら、奥様方で店内は一杯です。広々とした店内は個室や敷居でしきられ、周りを気にしなくていい作りなので密談や時間を気にせずしゃべくりたい時にはよさそうですけどね。


2009_58.jpg本日はメダイの西京焼きかお刺身を選べるということで、西京焼きをチョイスしました。
結構甘みが強く、しっかり味がしみこんでいます。メダイもふんわり焼きあがっていて、部分的に味噌の焦げているところが香ばしく、なかなかおいしゅうございました。大人数なのに温かい状態で提供されていてOKです。しょうがの下に、ごぼうの甘辛く味付けしたものが隠れていていました。あと、口直しなのか、写真の魚の下にあるオレンジ色のナゾの食べ物。最初かぼちゃのペーストかと思って口に運んだのですが、チョット渋みがあり干し柿のなにかではないかと思います。
このふたつは小技が効いていておいしかったです。
煮物は、たけのこ・おくらなど、かつおだしがしっかり効いていて、味付け自体はほんのりと。それぞれ野菜の味がきちんとしていて柔らかく煮てありました。
小鉢、切り干し大根の煮付け。こちらもかつおだしで、煮物よりはちょっと味濃い目。おいしいかったけど、自分で作る味付けに似ていたのがちょっと残念。味が濃い分田舎のおばあちゃんが作るようなかんじで・・・ほら、ホテルとか料亭とかで提供される料理って何かしら「感動」がほしかったりしません?
そういう意味では、お吸物も割と普通。ゆずの皮が入っていて香りは良かったのですが。
一口麺は正直いって、無くて良いです。のびきった麺が固まって、関東風の甘じょっぱい汁に浸かっていて。安い温泉旅館の夕食でよく見かけるアレでした。
デザートは、グレープフルーツのルビィのゼリー。甘くなくて、ほんのり苦くて大人な味・・・というか味があんまりしなくて、ニガイゼリーでした。季節物を狙うなら、イチゴとか梅とかが良かったなあ。グレープフルーツって好き嫌いがあると思うのですが10人余中おいしいといったのは3人でした。 (私もどちらかといえば嫌い)
懐石料理・・・というには微妙だし、でも定食というには価格が高く・・・。ホテルの食事ってこんなものかなあ・・・。というのが正直な感想です。
ま、おごりですからね。いいですけどね。

2009年2月26日

東京都千代田区飯田橋1-1-1 グランドパレスホテル B1 TEL 03-3264-1111