海に行くか、山に行くか・・・。
先日、山（渓流）は堪能したばかりなのですが、その際の唯一の心残り「湧き水が汲めなかった」ことがあったので、テーマを「湧き水＆ドライブ」に決定。日帰りでいける範囲で、４駈を試せるような場所がありそうで、湧き水・・・ということで、昇仙峡をドライブしてきました。土日だったので劇込みを想定していたのですが、今の時期は季節はずれで、土日でもすいているんだそうです。
夫婦木神社＆金櫻神社で、湧き水をいただきました。目の前にある神社なんですが、後ろに構えている山が違うせいか、お水のミネラル感が違っていました。どちらもおいしかったです。
その後、長年気になっていた、山梨市のほったらかし温泉に行き、甲州の町並みを眼下に見下ろしながらで露天風呂でくつろぎました。
・・・すっかり腹ペコ、あとは夕飯です。
せっかくなので、山梨の地の物・季節のものを頂きたいと検索し、こちらのエリソン（Ｈｅｒｉｓｓｏｎ）さんにお邪魔しました。
エリソンは、フランス語で「はりねずみ」の意味なのだそうです。店内のあちらこちらに、かわいらしいハリネズミの置物が飾られていました。
魚がなんだったか・・・すみません、説明を受けたのに忘れてしまいました。鰆だったかなあ・・・。ソースはついていませんでしたが、魚自体の味がしっかりしていてとってもおいしかった。
ソラマメは、ぷっくりしていて、歯ごたえもよく、こちらも大変美味☆
・・・しかし、温泉で腹を減らした、欠食児童２人は、あっという間に、アミューズを完食。優雅にワイン（＆お酒）でもいただければ時間がつぶせるのでしょうが、二人そろって、お酒弱いので・・・
外がかりっと中がもちっとしていました。全粉かな？小麦自体の香りが高いですね。
小ぶりなので、何個でも食べられそうです。
湯河原の、某パン屋よりも数段上です。
おかわりをお願いしようとしたとき、後ろの席のご夫婦に、デザートが運ばれてくるのが見え、おなかに余力を残すため、おかわりを断念しました。
鶏レバーと砂肝のパイ包み焼き、シェリー酒ソース。
ホルモン好きなので、ついつい頼んでしまいました。
レバーと聞いていなければ、わからないくらいです。臭味もいやみもなく、味の濃い鳥のセセリ肉みたいな風合い。その合間に砂肝のシャリっとした食感がとても心地よいです。シェリー酒の甘いソースと、付け合せのたまねぎがとってもいいバランスで絡んでいます。
鴨ラグーのタルトレット、新ごぼうのポルト酒風味添え。
かも・・・かも？お肉が細かかったので・・・。
しかし、お肉は脂が程よくのっていました。酸味の利いたソースがあっています。
そして、新ごぼうが、おいしい！！このソースと、ごぼうがスゴイあいます！！ごぼうだけおかわりほしいくらいです。
メイン。
ウズラや、羊もあったので気になったのですが、やはり此処は、山梨のものを頂こうと、２人そろって、甲州ワインビーフくび肉の煮込み、パプリカ風味をオーダーしました。
お肉はフォークだけで筋がほろりと解けるほど柔らかく煮込んであります。さっぱりしたお肉に、しっかり味のソースがとてもおいしい。
こちらのソースは、「エリソンパン」につけて食べると、どれもホントによくあっていておいしいです。ソースとパンだけでいくらでもいけちゃいます。
ここで、お店の方から「チーズ」をオススメされました。
ワゴンで提供され、丁寧に説明をしていただきました。
相方は、その中から２種類、出していただいてました（すみません、自分が興味なかったので写真忘れました）。チーズもおいしかったのですが、付け合せのいちぢくパンがとってもおいしかった。
ワインが好きな方々であれば、もっと違う味わいもあるんでしょうね。
アイス３種（紅茶・ブランデー・パッションフルーツ）ケーキ（レアチーズ・シュコラ）・プリン・ヨーグルトムース、の中から、どれでも！とのこと。
待っていました。そのために若干おなかに隙間を作っていました。
もちろん、「全種類・・・あ、チーズケーキ以外ください」です。
最後にエスプレッソコーヒーが出て、〆です。
どのお料理も、素材の味がよく、特にお野菜が味わいが深く、ソースは奇抜ではないので驚きは無いですが、お料理のことをとっても考えている取り合わせで、本当においしかった。
なんだかんだと２時間くらい、ゆったり過ごさせていただきました。
旬の素材を使っているので季節ごとに提供されるメニューが違っているそうなので、紅葉の昇仙峡の時期・・・、秋にまた来たいですね。
2011年5月に店名を「エリソン・ダン・ジュール（Hérisson d’un jour）」として、山梨県甲州市勝沼町中原5288-3 へ移転されました